当院では粉瘤などのできものに対する日帰り手術を行っています。

手術の流れをご説明いたします。

診察


手術を御希望の方は、まず受診をお願いいたします。

できものの状態を詳しく観察し、手術の方法を決定します。

診察室の画像

手術日の調整


手術の詳細をご説明させていただき、手術日の予約を行います。

手術日は月曜日、木曜日、金曜日となっております。

 

術前検査


出血が止まりにくい体質などがないか、手術の前に血液検査を行います。

アレルギー検査

 

手術の準備


手術は処置室で行います。

手術前に体温、血圧の測定を行い、問題がなければ準備を進めていきます。

手術中


まず皮膚の消毒を行い、できものの周囲に局所麻酔薬を注射します。

そして麻酔が効いていることを確認した後、皮膚を切開して腫瘍を切除し、縫合を行います。

手術時間は、できもの大きさや場所により異なりますが、30分~1時間程度のことが多いです。

また切除した組織は病理検査へ提出し、診断の確認や取りきれているかどうかを確認します(結果が出るまでに2~3週間程度かかります)。

手術終了後


ガーゼで傷を覆い手術は終了です。

血圧と体温の測定を行い、問題がなければ帰宅していただけます。

手術当日は激しい運動、飲酒、入浴は控えてください。傷の状態にもよりますが、シャワーは可能な場合が多いです。

 

手術翌日


手術翌日に傷の状態を観察いたしますので、受診をお願いいたします。

傷が問題なければ、抜糸までの間、自宅でのガーゼ交換が可能です。

 

手術1週間後


基本的に術後1週間で抜糸を行います。

抜糸の後は、約3~6ヶ月は傷の赤みが続き、目立たなくなるまでは6ヶ月程度かかります。

傷跡を目立ちにくくするテープの購入が可能です。

 

手術2~3週間後


傷の確認と病理検査結果の説明を行います。

問題がなければ終了です。