腫瘍

軟性線維腫(首イボ)の原因と治療

軟性線維腫とは


軟性線維腫(アクロコルドン)は、皮膚に発生する良性の小さな腫瘍です。

色は肌色から茶色、黒色で、数mmの突起物として現れます。

首回りなどの皮膚が擦れやすい部分に多く見られることから、首イボとも呼ばれます。

 

軟性線維腫の原因


軟性線維腫は40代以上の人々に多く見られ、加齢による皮膚変化と考えられています。

また長時間、紫外線にさらされることも発生に関与している可能性があります。

 

軟性線維腫の治療法


治療は必須ではありませんが、見た目が気になる場合は治療を行います。

主な治療法は以下の通りです。

凍結療法:液体窒素を使って組織を破壊し、いぼを除去する方法です。痛みは少ないですが、時間をあけて何回か行う必要があります。

切除:ハサミやメスでいぼを切除する方法です。小さなものであれば数分で簡単に除去できます。

炭酸ガスレーザー:レーザーを使っていぼを蒸発させる治療法です。傷跡が残りにくい利点がありますが、保険が効かないので自費の治療になります。

 

まとめ


軟性線維腫は良性の皮膚病変であり、基本的に問題を引き起こすことはありません。

ですが美容的に気になる場合は治療を行うことができます。

気になる症状があれば早めに皮膚科を受診しましょう。

 

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