感染症

伝染性膿痂疹(とびひ)の原因と治療

伝染性膿痂疹とは


伝染性膿痂疹(とびひ)は細菌によって引き起こされる感染症です。

初期の段階では皮膚に小さな水疱が現れ、それが破れると黄色いかさぶたが形成されます。

特に子供に多く見られ、接触感染によりまわりに広がりやすいため、早期の治療と適切な予防が重要です。

 

伝染性膿痂疹の原因


伝染性膿痂疹の原因となる細菌は黄色ブドウ球菌や溶連菌です。

 

伝染性膿痂疹の治療法


伝染性膿痂疹の治療方法は、細菌に対して効果的な抗生物質を使用することが中心となります。

外用薬(塗り薬):症状が軽い場合は、抗生物質の塗り薬を感染部位に直接塗布します。

内服薬(飲み薬):症状が重い場合は、抗生物質の飲み薬を使用します。治療を開始すると症状は数日で改善し始めますが、最後まで服用することが大切です。

皮膚を清潔に保つ:原因となる細菌を減らすため、石けんをよく泡立て、泡でていねいに洗い、シャワーでよく洗い流します。

 

当院での取り組み


福岡市西区のあさひ皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医が、患者さま一人ひとりの症状や皮膚タイプに合わせた伝染性膿痂疹の治療を行っています。

伝染性膿痂疹は、黄色ブドウ球菌や溶連菌による皮膚感染症で、主に子供に多く見られます。

感染は非常に広がりやすく、早期に治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ回復が早まります。

気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 


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